蜂蜜と遠雷
4人の天才ピアニストがコンクールに出場している間の揺れ動く姿を描いた作品。
桃李くんがピアニストの役なんて楽しみすぎる〜
と期待していましたが、
桃李くんのピアニストな姿はあんまり出てこなかった。
4人の1人だからそれだけで4分の1だもんね〜。
以前、バイオリニストの役の映画あったのよね。
あれ、もう一回観たいなぁ。
と言うのはさておき。
冒頭の雨だれが、なぜ半音低いのか。
そこから落ち着かず。
ストーリーより
音が気になって、気になって。
コンクールの2次予選課題曲は、オリジナルで現代曲。
本選に残った桃李くん以外の3人が演奏したのが
バルトークとプロコフィエフ。
ピアニスト音楽を楽しむにはなかなか厳しい曲が続きましたわ。
途中でメフィストワルツとか流れるとホッとする。
メフィストだって、十分激しい曲なんだけど、
バルトークやプロコフィエフのような落ち着かなさは無い。
なんか違う。
昔、
大学教授の父と、修行中、新進気鋭の息子さんの親子それぞれの曲を、京響が演奏するコンサートに息子さんにご招待いただいて聴きに行ったことがあって。
息子さんの曲が落ち着かなくて聴くのが辛かったことを思い出したわ。
お父様の曲は良かったというか、しっくりする。
プロコフィエフや、バルトークって、若者の曲だと思うのよね〜。
女の子のピアニストが、プロコフィエフって踊れるって言うセリフがあったけど、
ほんとに。踊れるかもね。
絶対眠たくはなりませんわ。
そして、こういう映画観たら、自分もピアノで弾きたくなる⋯⋯普通は、そうなんだけど、
プロコフィエフのピアノ協奏曲なんて、
弾けないし、
聴きたくもない。