友人Yちゃんとは、あたしが幼稚園に入る前一緒にぬり絵をして遊んだ仲。
引越しや父親の転勤で離れたりして、途中出会うこともなかったけれど、
大学の願書を出しに行った日、大学の校門でばったり出会い、同じ大学同じ学部を志望してることを知り、
二人とも無事合格して以来、かけがえのない友人。
おまけにYちゃんの旦那さんの実家と、あたしの実家はこれまた濃い付き合いがあるようで。
長男はYちゃんの妹が先生をしてる幼稚園に入れたし、どこまでもツウツウになってる。
さて、
そのYちゃん、アウトドアが趣味で、山の会で一緒の小児科医さんの小児科診療所の診療所だよりを、毎回あたしにまわしてくれる。
Yちゃんには子供が居ないので、診療所だよりはあたしのためにもらってくれているようなものなのだ。
新年初めての読書は、三国志の続き(まだ読み終えてない)とこども診療所だよりになった。
長男がまだ幼児だったとき、ある雑誌が創刊された。
「ちいさい、おおきい、よわい、つよい」
このネーミングだけにも意味がこめられている。
「おおきい、ちいさい、よわい、つよい」ではないのだ。
子供を育てていると、
「つよいといじめられないかも」
「はやく、成長してると安心」
「おおきくそだつと安心」
などなど・・・「つよいこと」「はやいこと」「おおきいこと」はよいことで、
「まだ〇〇ができない」
「なかなか大きくなってくれない」
「よわよわしいからいじめられたらどうしよう」
などなど・・・「よわいこと」「おそいこと」「ちいさいこと」はわるいことのような考えにおちいいる。
そこをあえて「おそい」「よわい」を前にもってきて、たとえ身体が「よわくて」病気をしがちでも、障害があっても、どんな発達でもよいのだよというメッセージがこめられている。
編者は毛利子来氏と山田真氏。
2人とも育児本や、子供の病気について多数の著書がある小児科医。
長男も、なかなかに育て難い子だったので、あたしは、この雑誌を創刊からずっと愛読していた。
縁って不思議だなぁ~と思うのだけれど、
Yちゃんが知り合ったのは、その山田真先生の奥さんでやはり小児科医、診療所を開業されている梅村浄さんだったのです。
梅村浄さんは、言葉の遅い子についての著書もあって、あたしはYちゃんに教えてもらって読みました。
診療所だよりは、梅村先生の病院のお便り。
「気になる子」ってふえてる?
と、軽度発達障害の子供についての雑感など内容の濃い診療所だよりでした。
こども診療所だよりはコチラからも読めます。
夫妻の長女は、障害児でしたので、そのことについてふれられていた回もありました。
山田先生は、障害児を普通の学校へという連絡会の世話人もされています。
障害児である[E:pisces]アルを授かる前から、愛読していた人たちと
Yちゃんを通じて、縁がつながったことに不思議を感じますし、大切にしたいとも思っています。
ほんとにYちゃんはかけがえのない友人です。
追記。
梅村先生の著書は
『こどものことばは暮らしから生まれる-ことばの遅いこどもの育ち』です。