永遠の仔 上
永遠の仔 下 天童荒太著
告白 湊かなえ著
お正月、友人から勧められた天童荒太さん、読もうと思ってたら。。。直木賞受賞されて、
図書館では予約待ち多数の作家さんになってしまいました。
永遠の仔、すごい大作でしたけれど、あっというまに読みすすめることができました。
とってもよかったです。
湊かなえさんは、この「告白」がデビュー作だそうです。あたしは朝日新聞の書評で興味を持ったのですけれど、
デビュー作ですでに10万部突破のすごい作品になっているようです。
偶然なんですが、永遠の仔も、告白も、親に愛されず育った子が犯罪を犯してしまいます。
子供を捨てた母もまた、自分が満たされず、もがいているのも同じでした。
また、間違った愛し方?過干渉な親も登場します。
親と子の関係のあり方を考える・・・というには両方ともとてもとても重い作品でした。
あたしも、また。
実の母がすごく苦手です。
母のようにはなりたくないと思いつつ、長男にはきつくあたったりしちゃうあたし。
自分の親子関係も思い出したりして、ちょっと苦しい作品でした。