2025年01月18日

くるま、おうち

アルくんは重度知的障害の判定のダウン症で言葉が喋れません。
簡単な単語や文章は喋れるし、
こちらの話すことは体験を伴ったことだとほぼ伝わります。
体験してないことを言葉だけで理解するのは難しいかな。
この「喋れない」と言うことが重度知的障害の判定になる大きな要因かなぁ?と思っています。
後は交通ルールも理解しているし、
養護学校はJRに乗って自主通学もできるし、
買い物リストをLINEに写真を送るとお使いもできます。
知ってるものなら言葉だけでもお使いできます。
決まった時間に1人で起きて、朝ごはんを作り食べて着替えて作業所へ出勤します。
洋服は季節に合わせた服を出しておいたのですが、最近自分で勝手にしまっておいた洋服を出すようになったので、時々それは夏の服だからもっと暖かい服を着たほうが良いよと、ちょっと口を挟んでます
頑固なダウン症の中でもかなり頑固なアルくんは着替えはしないので、例えば「パッチを下に履いた方が寒くないね」とか言って、アルくんの考えを尊重しつつ着替えさせるコツが必要です。
歯磨きの仕上げ、髭剃り、外出先でのトイレ介助この3つが削れない支援かな。
重度知的障害でもほぼ日常生活に支障は無い気がしています。

喋れないことは、要らんことを言わないと言う利点もありますが、日々推理力を試されます。

アルくんは昨日作業所で農業班からほうれん草を買ってきました。
時々自分のお小遣いでお野菜買ってきてくれます。しかし、昨日は家に買ってきたのではありませんでした。
「くるま、おうち」
この2つの単語と、表情と、しぐさから
「ほうれん草を送迎のくるまを運転してくれた職員さんに、家でほうれん草をプレゼントしたい」
を推測することの難しさよ。

なんでほうれん草プレゼントするん?
プレゼントしたいなら車の中で渡しても良いやん。
なんで家でわたしたいの?
謎だらけ。
最近アルくんの担当してくれてる職員さんにアルくんはいつの間にか電話して訴えてた。
送迎車の運転してくれてた職員さんにも電話してた。
職員さんも、「おこがましいんですが、ほうれん草は私にプレゼントしてくれると思ったんですが、車では渡されなかったんです」って話されたわ。
アルくんにはあっちに電話し、こっちに電話してまで伝えたいことだったらしい。
そして今朝は、「ほうれん草を車の運転してくれた◯◯さんに家でプレゼントしたいことを連絡帳に書いて、担当の△△さんに読んでもらいたい」そうです。と連絡帳に書かされました。

くるま、おうち、からここまで読みとるの、あたしはコナン君より名探偵ちゃう?

喋れないことはやっぱり重度知的障害の判定に値すると思う。

posted by サンタマリア at 09:41| Comment(0) | 作業所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください