ガハガハ笑いながら、
「ちゃまちゃんが家に来る」と言う。
ちゃまちゃんとは、職員さん。
アル君の担当では無いんだけど、
アル君は大好きでラインも登録してはる。
何で職員さんが突然家に来るん?
困った〜。
あたし小学校に打ち合わせの仕事に行くんやけど。
「何で?」って聞いても「パン」って言うだけでアル君の言うことがわからない。
小学校の打ち合わせがめちゃ短く終われて帰宅したら、
ほどなくピンポーンって。
ほんとに職員さんが。
大急ぎで「ちゃまちゃん来てくれたよ〜」ってアル君を呼びながら、外に出たら。
アル君、作業所の食品班からパンをお買い上げしたのに、
パンを作業所に忘れて帰って来たらしい。
送迎車の中から、ちゃまちゃんに電話して忘れた事を話し、家に届けてもらうことにしたそうで。
遅くにごめんなさい。
カギ忘れの時もすぐ家に駆けつけていただいたけど、また違う職員さん。
皆んな本当に優しい。
我が家と作業所は、車で30分。
まあまあ遠いのに。
アル君が、「ちゃまちゃんが家に来る」も「パン」も正しかったったんやなぁ。でも、やっぱり何を話してくれたんかわからない。