今日は、オルガン演奏のお仕事でした。
ピアノ発表会のオープニングと依頼を戴きました。
リクエスト曲はなく、選曲はこちらに任せられました。
先生にも相談したし、先輩にも相談して、
オープニングなら華やかな曲がいいかなぁ~と
ワーグナーのオペラ、マイスタージンガーより序曲を選びました。
オペラの曲ですから、本来は管弦楽曲です。
それをオルガン曲にアレンジしてあるのですが、
途中で、7回音色も変えていくし、いろいろなオルガンの音色を聞いていただけるかなぁ~と思っての選曲です。
ただ・・・7回音色を変える操作を、演奏の途中で入れるのは、とっても緊張するのです。
リハーサルでは全然失敗しないのに。
本番では緊張してよくミスをします。
今日もミスしてしまいました。
右足でスイッチのようなボタンを蹴って音色を変えるのですけど、
足に気をとられて弾くことにミスをしたり、
蹴った場所が微妙にズレてボタンに当たらず、蹴りなおしたのでちょっと変な間ができたり[E:sweat02]
悔しいです[E:weep]
しかし、今日は、もっと違うところで、あぁ~あ・・・でした。
アレンジ曲よりも、正当なオルガン曲、オルガンのために作られた曲を選曲したほうが良かったなぁ~。
なのです。
すごくハイレベルなピアノ発表会でした。
プログラムを戴いたので、見たら、あら?リサイタルのチラシで名前を見た記憶があるピアニストさんじゃないかしら?と。
先ほど調べたら、やはり。
そのピアニストさんのお母様の教室で、
生徒さんは、みなさん、後に続けと・・・ピアニストを目指されている感じ。
最近の発表会や、コンクールの定番曲?で
「ワルツエチュード」っていう曲があるんですが。
小学校高学年でこの曲がかっこよく弾ければ、「上手な子」な、はずなんですが。
今日の発表会では、ワルツエチュード弾いた生徒さんは、上手な生徒さん・・・に届かない感じ。
十分上手に弾いてるんですよ。
だけど、もっと難しい曲がどんどん演奏されるんです。
びっくりしちゃって・・・
オルガン演奏が終わって、発表会の最後ま演奏を聴き続けてしまいました。
なつかしい母校の制服着て演奏した生徒さんがおられたわ。
きっと音楽科ね。
みなさん、ほんとに本格的な演奏だったので、
あぁ~これは、オルガンも、正当なオルガン曲を弾いたら良かったなぁ~と後悔しました。
演奏も、ですけれど、選曲も難しいなぁ~としみじみ思った1日でした。